民話・昔話の怖い話一覧

日本各地の民話・昔話・伝説・伝承に伝わる怖い話

蛇女房

寂しく暮らす木こりの与市のもとへ、ある日訪ねてきた美しい娘。見知らぬ女と挙げる祝言。産屋から漏れ聞こえる呻き声の謎。「坊、坊」と鐘の音。雪のように白い肌と、卵のような女の目玉。切なくも美しい異類婚姻譚。

猫塚鼠塚

山中で日が暮れ、隣村に宿を乞うた猟師の親子。寂しい破れ堂の暗がりに、拾った三毛猫の目が妖しく光る。親子を襲う猫の大群。迫り来る唸り声。戦い果てた朝、親子が見た光景とは。

崖の上の狐とお歯黒婆

山中で見かけた狐に悪ふざけを仕掛けた宗介。勝ち誇ったつもりで山を降り、帰りに再び通りかかると――。パチパチと燃える囲炉裏の火。徐々に漆黒に染まっていく、老婆のやけに丈夫な白い歯。八戸の民話より。

言うなの地蔵

都で一旗揚げると大言壮語して村を出ていった三太。野心は愚か、暮らしにすら行き詰まって国へ帰る道。犯した罪を地蔵は全て見ていたが――。タブーを前に揺れる心。驚きの結末。